土地の価格の調べ方 ~うわ…私の○○、低すぎ…?~ その1
自分の持っている土地はいくらなの?
住みたい場所の土地はいくらなの?
周りの人はいくらで買っているの?
土地の価格は、主に需要と供給によって決まります。
土地は、世界に一つ、その場所にその形でしか存在しないもので、
値段を決めるのは非常に難しいです。
それこそすべて時価ということになります。
不動産業者や専門家でもない限り、
「あそこの土地は○○円くらいだね。」という計算はできません。
「いや~、あそこの土地は掘り出し物でね、なかなか出てこない代物なんですよ。」
「それがなんと!今回○○万円で販売させて頂いております!」
なんていうセールストークがあっても、
「駅徒歩5分、閑静な住宅街にある土地、坪単価○○万円!」
なんていうチラシ広告があっても、
提示された価格や記載された価格は適正なの?って気になりますよね。
実は、一般の人でも、公的機関の公表する情報から、ある程度の土地の価格は調べることが出来るんです!
ただ、土地の価格というのは、ひとつの土地に4つも付けられているんです。
一物四価?一物五価?土地の価格について
土地の価格は、その公表している機関と種類によって4つ、場合によっては5つ存在します。
それぞれ役割が違うので、金額にもバラつきがあります。
ちなみに4つとは、値段の高い順に以下のとおりです。
・実勢価格
・公示価格
・路線価(相続税評価額)
・固定資産税評価額
これに、もう一つ加わるのは、基準地価ですが、公示価格の時期的な補完をするものと考えてよいと思います。
土地の価格を算定するのは、本格的にやろうとすると、不動産鑑定士という専門家に鑑定依頼をすることになります。
その場合は、当然ですが、それなりの費用が発生します。
ですので、取り敢えずお金をかけずに自分でということであれば、ご自身でリサーチされることをお勧めします。
具体的な価格の調べ方は、次回にします。
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